津軽三味線 高橋浩寿さん浩寿会一門が大宰府で演奏されました

太宰府天満宮で津軽三味線を聴けるとは思いませんでした
10月9日にお参りした際に敷地内で青森のPRイベントがあり
ステージでほどよく津軽三味線の演奏があったのです

津軽三味線 高橋浩寿さん浩寿会一門が大宰府で演奏されました

なんとお隣佐賀市の高橋浩寿さんという女性の弾き手で
浩寿会というお弟子さんと合奏を聞かせてくれました
彼女は和服が素敵な20代の美人さんなのです

津軽三味線 高橋浩寿さん浩寿会一門が大宰府で演奏されました

驚いたのは、お弟子さんが小学校2年生とか小6とかで
上のほうでも中学2年生というではありませんか
もっとも会員には70代の方もいるので幅広いそうですが

みなさん和服をびしっときこなして素晴らしい演奏を披露
特に掛け声を入れていた小6の女子は気合が入ってました

津軽三味線 高橋浩寿さん浩寿会一門が大宰府で演奏されました

高橋浩寿さんは高3で高橋流の皆伝試験に最年少で合格しており
さすがにソロで弾いてくれた時は別世界に入ったような感じになり
森にバチと弦の音がキツツキのように響き渡って幻想的でした

感動したのは、彼女が演奏していると外国の観光客がステージ前に
彼女からおそらく2mほどの至近距離に立ったまま珍しそうに顔を
覗き込んだのです。日本人ではまずとらない行動なのですが・・・

ほどなく、関係者がその男性観光客に席に着くように袖をひっぱって
手振りで伝えると、彼は怪訝な顔をして去っていきました。
その間、高橋浩寿さんは全く音に乱れを感じさせなかったのです

まさにネ申の域に入ったかのような演奏にすっかり酔いしれました

以前、初代高橋竹山さんが存命の時に鹿児島でLIVEをされたのですが
その時に彼は『津軽三味線は大道芸から始まったものだから』と
強調されて、頭の後ろで弾くなどの曲引きを披露してくれたのです

高橋浩寿さんはもちろん大道芸としての意識はないでしょうが
目の前で顔を覗き込まれてもビクともせずに曲を披露するという
彼女を見ると高橋竹山さんの言葉をなぜか思い出したのでした。




タグ :津軽三味線


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