白壁の町の漆喰(しっくい)は「銀杏返し」で塗られている?
八女福島地区の土蔵の白壁には
江戸時代から歴史があります。
この土蔵の漆喰の塗り方には
八女福島独特の方法があるのです。
白壁の外側から屋根の軒先に向けて
反り返るように塗られている。
『銀杏(いちょう)返し』
と呼ばれるその塗り方には理由があります。
火事の延焼を防ぐことに効果を発揮するのです。
八女、特に福島地区には提灯屋さんなどが多いため
ろうそくなど、火を使うことが多く、
火事の発生も多かったのでこうした工夫がなされたのですね。
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